大きな瞳とユニークな表情で人気のボストンテリア。短毛犬種はトリミングの習慣がないので、「ブラッシングなんて必要あるの?」と考えるオーナーさんも多いようです。
実は、短毛種であるボストンテリアこそ、毎日のやさしいブラッシングが健康維持のカギ。
今回は、短毛犬にありがちな皮膚トラブルの予防や、ボストンテリアにぴったりのケア方法、そしておすすめのブラシをご紹介します。
ボストンテリアにブラッシングはなぜ必要?
ボストンテリアは、毛が短く密に生えている一方で、皮膚がデリケートで乾燥しやすい犬種です。
ブラッシングをすることで得られるメリットは以下です。
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皮膚の新陳代謝を促進:やさしくマッサージすることで血行が良くなり、皮膚が健康に。
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抜け毛や汚れの除去:特に換毛期は抜け毛が多く、放置すると皮膚トラブルに繋がることも。
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皮膚炎の予防:抜けた毛が皮膚に残り毛穴を塞いでしまうと、菌が繁殖しやすくなり、皮膚炎の原因にも。ブラッシングで不要な抜け毛を取り除き、通気性を保つことが予防に。
顔まわりのケアにも有効:ボストンテリアをはじめ「鼻ぺちゃワンコ」特有の顔まわりのシワ。シワには皮脂や汚れが溜まりやすく、清潔を保つためにもお手入れが必要。
特に夏の高温多湿な時期は、顔のシワの溝にたまった汚れを乾いたガーゼなどでやさしく拭き取ることも大切です。
つい見落としがちな「ブラッシングすべき箇所」
「しっかりブラッシングしてるのに、抜け毛が多い」そんな声はよく耳にします。
その原因は、“ブラッシングするべき部位の見落とし”かもしれません。
ボストンテリアをブラッシングする際には、以下の部位を意識して丁寧にケアしましょう。
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首まわり(体や顔周りと比べて首周りが毛足が長い子が多いです。毛量が多い部分なので念入りに。)
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脇の下
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内股や太もも
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脇腹
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尾の付け根
これらの部位は日常的に動かすことが多く、皮膚がよれたりくぼんだりする場所でもあります。
尾の付け根は、お座り姿勢によって抜け毛が押しつぶされ、皮膚にたまりやすい箇所にも関わらず、つい忘れがちなので特に丁寧なケアがおすすめ。
どんなブラシを使えば良い?ボストンテリアにピッタリのペットブラシ
短毛種におすすめされるブラシは以下のようなタイプです。
- ラバーブラシ:ゴム製のやわらかいブラシで、抜け毛をしっかり絡め取る。入浴時のシャンプーブラシとしても◎。
- 獣毛ブラシ:天然の豚毛やイノシシ毛を使用したブラシで、毛並みに自然なツヤを出す。
中でもペット用獣毛(ブリッスル)ブラシは皮膚への負担が少なく、ツヤを与えながら被毛を整える仕上げブラシとして最適です。
デリケートな肌にこそ選びたい。「エルアミーゴ」のおすすめブラシ
皮膚が弱く、抜け毛やフケが溜まりやすいボストンテリアには、エルアミーゴのブラシがおすすめ。
実はエルアミーゴオーナーの愛犬はボストンテリア。ペットブラシは「毛玉を取る」「抜け毛を絡めとる」といったイメージが一般的。しかし、短毛種にとっては「抜け毛やフケを皮膚に残さない」「皮膚疾患の予防」の為に、重要なヘルスケアアイテムであるとエルアミーゴは考えます。
🐾 エルアミーゴ ブリッスルブラシ
天然のイノシシ毛100%。しっかりとした毛質で、抜け毛や皮脂汚れをやさしく除去しながら、毛並みに自然なツヤを与えます。
🐾 エルアミーゴ ホワイトホッグ ブリッスルブラシ
同じくイノシシ毛100%ですが、ブリーチ加工によってより柔らかい毛質に。
敏感肌の子や、仔犬・シニア犬にも安心して使えるモデルです。
「短毛だからブラシは不要」と思っていたオーナーさんからも、“目に見える違い”に驚いたという声が続出中。
やさしく撫でるようにブラッシングするだけで、被毛はしっとりツヤツヤ、皮膚はすっきり健康に。
短毛でも、ケアは必要。だからこそ“やさしい”ブラシを
短毛だからこそ見落とされがちなブラッシング。
でも、皮膚が敏感であるボストンテリアには、毎日のやさしいブラッシングが欠かせません。
また、ブラッシング習慣がある事で皮膚に触れ、変化にいち早く気づく事も出来ます。
いつも側で寄り添ってくれる、”愛すべき鼻ぺちゃさん”とより心地よいスキンシップの時間を過ごしてくださいね。